2004年7月1日、川鉄鉱業株式会社と鋼管鉱業株式会社が合併し、JFEグループの唯一の資源・素材事業会社としてJFEミネラル株式会社が発足いたしました。両社がこれまでに培ってきた風土・個性・技術を融合し、「資源・素材の価値の創造を通じて社会に貢献します」を経営理念と定め、新しい歴史を刻み始めました。

 JFEミネラルは、鉱山事業と土壌浄化事業をベースとする鉱産品事業部、資源リサイクル事業をベースとする製鉄関連事業部、IT社会の基礎となる新素材の開発をベースとする機能素材事業部の3事業部による多角的な経営を行なってまいります。取扱製品は、鉱産品、製鉄原料、鉄鋼スラグ類、土壌環境ビジネス、そして電子部品に代表される機能素材等種類・量とも多く多様なお客様に安定的な供給を行っております。
 常にお客様のニーズを先取りし、より独自性と優位性をもつ製品の提供に努めるとともに、カスタマーロイヤルティーの思想の下、QCEDS(品質・原価・環境・納期・サービス)を徹底し、お客様のみならず、一般社会からも公明正大な企業として評価していただけるような「エクセレントカンパニー」を目指してまいる所存です。
 
 おりしも2005年には京都議定書が発効し、国民的活動としても、目標を掲げて地球温暖化ガス削減に取組む事が重要になってまいりました。そうした中にあって、企業に対しても従来にも増して環境負荷について深く考えて行動する事が求められる事になりました。JFEミネラルは、従来の事業活動とともに環境問題への適切な対応は企業存続の最重要課題と位置付けるとともに、2006年度から2008年度を活動期間とする第2次中期経営計画において、CSR経営の徹底を最優先課題として取組むことにしております。従いまして環境に対する実態把握と対策、今後の環境経営への取組みとマネジメント体制の確立、環境経営の浸透を目指した企業活動を一層強く展開してまいります。

 事業部別取組みについて
●鉱産品事業
全国5ヵ所の鉱山と1工場で、石灰石や珪石等の天然資源を年間533万トン(2004年度実績)採掘・生産し、各需要家へ供給していますが、鉱山の採掘および採掘後の環境保全に万全を期してまいります。重金属や油、VOC (揮発性有機化合物)等で汚染された土壌や地下水の調査・浄化工事を通じ、依頼主の土壌環境ソリューションに取組んでまいります。      
●製鉄関連事業
当社の親会社でありますJFEスチールの製鉄過程で発生する副生物の鉄鋼スラグを全国4ヵ所の製造所で年間1,200万トン(2004年度実績)加工し、セメント業界等の各需要家へ販売しています。加工時の環境負荷低減と利用拡大による他産業での環境負荷低減への貢献に取組んでまいります。鉄鋼スラグ製品は、環境省よりグリーン調達品目に指定されています。
石灰石を焼成する生石灰事業においては、設備改善や燃料転換等により省エネルギーを推進し、二酸化炭素の排出量削減に取組んでまいります。
●機能素材事業
世界シェアの60%を占めるNi超微粉に代表される電子部品の素材や部品を生産する過程での環境負荷低減に取組んでまいります。

 環境報告書2006
  『ミネラルのひとりひとりが地球と約束』を合言葉として取組んでおります。その活動をご報告するために、今般初めての試みとして『環境報告書2006』を作成いたしました。